2013年8月20日火曜日

夏休みの自由研究

昔自分が小学生の頃
親(特に父)が自由研究にかなり真剣なタイプで
ひとつだけ提出すればよかったのに
いくつも作らされていたことを思い出します
かなり嫌々やっていたものの
今思い起こせばあんなに忙しかった父が
自由研究のテーマや作り方を
私によくぞ教えてくれたものだと思います 

浴衣を作ろうとなって 母方の祖父母の家に行き、
小学生だった自分は杉並の実家から
厚木の祖父母の家に電車で行くだけでばててました
祖父母の家に着くなり縁側で寝てしまい
起きたらおばあちゃんが立派な着物をすでに仕立ててくれていました
おばあちゃんすごすぎる
多分2~3時間のことだったと思います
自分はひと針も縫っておらず
すごく申し訳ない気分になったのですが
おばあちゃんは「ふーちゃんが作ったことにすればいい、ふーちゃんがこなかったらできなかったんだから」と
言ってくれました 
夏休み明けにその浴衣を学校に持っていったら
あまりの出来の良さになぜか小学部展という学園祭のようなものがあったのですが
そこで展示されるまでになりました
自分が作っていないとは一言もいえず、
私は「手先の器用な奴」という目で見られることに… 

おばあちゃんが作ってくれた浴衣は今でも大事にしてあります

小さい頃、祖父母に対してあまりなつくことができず、
甘え下手だった自分は
祖父母がいなくなって初めてそのやさしさを感じることしかできませんでした
いま父方のおばあちゃんが健在ですが
おばあちゃんには私の命ぜんぶあげてもいいから元気でいてほしい
おばあちゃんにはいつも守ってもらい、助けてもらい、励ましてもらっている大きな大きな存在です 

そんな自由研究から20年はたったかなあ…
知り合いの革職人の方に、ペンケースの作り方を教わりました!

革細工は初めてだったのですが
とても親切に教えてくれたので、なんとか形にすることができました


えへへ
誕生日プレゼントです
使ってくれるといいなあ

その方に、お母さんからもらったコーチのかばんをほめられました
昔のコーチのものなのですが
この色や質感は今のコーチのレザーではもうできないんだそうです
大事にしよう!お母さんありがとう

いい自由研究ができたな
自分に子供ができたら、親がそうしてくれたように
一緒にたくさん作りたいと思います
でもきっと私の子供だから、きっと嫌々やるんだろうな…笑

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